くずし字などで書かれた昔の文書を、現代の人が容易に読める文字に書き改める作業を翻刻（ほんこく）と言います。みんなで翻刻 というサイトで数年前から江戸時代の文献の翻刻をやってます。

　みんなで翻刻は、もともとは地震の文献を翻刻して大学等での研究に役立てるためのサイトだったのですが、今は「こういうのをやってみたい」などとリストを作ってお願いすると追加してもらえるようになりました。

　そこで国会図書館所蔵のものから特にばけものが出てくる草双紙を中心に集めて中の人にお見せしたところ、みん翻内のプロジェクト「翻刻！草双紙の世界」の中に、「@chinjuhさんと読む草双紙」というコーナーを作ってくれました。ちょっとおどろきましたが、これで思う存分ばけものの本が読めますね！←翻刻奴隷指数が高まっただけという説あり。

　というわけで、このブログは、みん翻のchinjuhさんコーナーの出張所です。みん翻では年代順に並べたり、画家別、著者別には一覧にできないので、そういうことを出来るようにしようと思っています。

　なお、ブログ筆者は珍獣ららむ〜という名前でほかにサイトを持っている人と同じ人です。chinjuh、ちんじゅう、らら、ららむ〜、蘭藍沐（中国語読みでランランムー。ららむ〜に漢字をあてました）などが主なハンドル（ネット上のニックネーム）となります。

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