@chinjuhさんと読む草双紙・はてな出張所

ばけものが出てくる草双紙のあらすじ等をまとめたものです。草双紙は江戸時代の絵本です。

桜川慈悲成

二日替(ふつかがわり)

坂田金時と渡辺綱にはぞれぞれ時太郎、綱次郎という息子がいるが、どちらも平和ボケした憶病者だった。このほど殿のおおせで化物を生け捕らねばならなくなり一計を案じた二人は…?!

変化物春遊(ばけものはるあそび)

怪異譚を集めたオムニバス。青鷺、ひきがえる、毛女郎、雨降り小僧、船幽霊、一つ目と山わらわ、姥、鷲塚八平次と座頭、僧侶の霊、越後の大坊主。

大昔化物双紙(おおむかしばけものぞうし)

一つ目の豆腐小僧が父からばけものの頭の座をゆずり受け諸国化け修業に出かけ、紆余曲折のすえ越後の三つ目大入道となるまでの物語。

化物夜更顔見世(ばけものよふけのかおみせ)

人間が百物語をすると百話目にばけもの仲間の誰かが出て行く決まりになっている。それならばけものが人間の噂を順に百度話したら人間が出てくるんじゃないかと、越後の大坊主は仲間を集めて百物語を始める。話終わるたびにひとつずつ灯を消していき、最後の…